カテゴリー別アーカイブ: ツボ治療を知る

ツボ押しグッズは重要

道具は必ずしも必要じゃない

ツボは体中の至る場所にありますが、中には指が届かないなどで押しにくいツボもあります。

そんな場合は道具を使えばOKです。

ツボ押し専用の特別なグッズでなく、身近な品物で充分ですよ。

たとえば、つまようじも立派なツボ押しグッズになります。

尖ったほうでなく丸い部分や数本を輪ゴムなどでまとめて束にすれば、立派なツボ押しグッズとして利用できます。

ドライヤーは温風を径絡に沿って当てれば、血行をよくするので効果的です。

身の回りにある手軽な品物がツボ押しグッズとして使えるのは助かりますよね。

竹踏み式のツボ刺激グッズはオススメです。

昔買ったけれども今は使わずに押し入れにしまってあるという人も少なくないかと思いますが、ぜひ引っ張り出して再度使ってください。

手軽にツボ治療ができるスグレモノなのですよ。

ツボと運動の関係とは!?

ツボ押しの際に、ストレッチなど身体を動かしながら行なうと効果をさらに高めることができます。

上体を曲げながら、そらしながら、伸ばしながらとストレッチをしながらツボを刺激することで、指圧だけでなく体操の効果も期待できるので一石二鳥です。

ストレッチや体操の際に呼吸に気をつけて行なうと、身体の緊張がとけるのでツボ療法の効果がより得られるというわけなのです。

運動やスポーツをした後、痛みや疲れを感じてそれを取り除くためにツボ押しをする人もいます。

しかし、そんな場合は筋肉が熱を持っていたり急性の炎症で熱があることもあるので注意が必要です。

必ず氷や保冷剤などでその部分を冷やしてからツボ療法を行なうようにしましょう。

ツボ押しというよりも、コリや痛みを和らげるために筋肉をほぐすマッサージが血行もよくなるのでオススメです。

オイルを使用するオイルマッサージも、指の直接的な肌への刺激が少なくなるのでいいでしょう。

的確なツボ刺激が大切

ツボを押したり刺激することで健康になるとされます。

疲れが溜まったり体調が悪くなると、身体の表面に反応が現れます。

その表面に現れた反応に対して働き掛けるのが、ツボ押しやツボ刺激なのです。

指圧やマッサージ、お灸などの方法でツボを刺激して、疲れを取り体調を改善するのです。

しかし身体にはたくさんのツボがあり、どこをどのように刺激すればいいかを見極めることが重要です。

ツボでもないところをいくら刺激しても効果は現れませんからね。

ツボを探す際に重要なのが「径絡」です。

人の身体には14本の径絡があり、その上にたくさんのツボがあるのです。

ツボは、脈が触れる場所や筋肉と筋肉の間、筋肉や骨のくぼみの真ん中、脊柱の両側、椎骨と椎骨の間に多数存在しています。

また、皮膚の近くにある神経や血管、骨の出っ張っているところ、関節のまわりなどにも多いという特徴も見られます。

これらの箇所を撫でたりつまんだり押したりしたときに痛みやしこりなどが感じられるようなら、そこがツボなのです。

最初のうちはなかなか難しいかもしれませんが、慣れるとすぐに見つけられますよ。

ツボ療法は正確にツボを刺激することが重要です。

そのためにも、しっかりと正確にツボを見つけ出すようにしましょう。

吐き気や食欲不振などが続く人へ

足だけでなく全身がだるいこともありますよね。

こういった状態の多くは、疲労が原因です。

したがって、ほとんどは充分な休養をとることで解消されるのですが、それでもだるさが取れない場合にはツボ治療が効きます。

だるさに効果的なツボとして、まず「湧泉(ゆうせん)」という足の裏のツボを親指で5~6回押しましょう。

次に「腎兪(じんゆ)」です。

ここは腰にあるツボで、身体を後ろにそらしぎみにして押すと効果的です。

最後は足にある「三里(さんり)」を指圧します。

こららのツボを刺激することで疲労の回復が見込めます。

また、身体の機能を高める効果も期待できるので、疲れたときだけでなく日頃から行なっておくといいでしょう。

ただし、ツボ治療を行なっても効果がない、疲れが抜けないという場合にはどこか疾病の疑いがあります。

だるいだけでなく吐き気や食欲不振などが続くようなら、病院で診てもらうことをオススメします。

肉体的疲労にも効果があるツボ

ある程度の身体のだるさは、休養を充分にとることで解消できるはずです。

しかし、肉体的疲れなら休養で解消されますが、精神的疲れはなかなか取り除くことが難しい場合もあります。

そんなときに試してもらいたいのが、ツボ治療です。

最初に「巨闕(こけつ)」というみぞおちの真ん中あたりのツボを押しましょう。

息を吐きながら前かがみになって、両手の中指を重ねてあてて行います。

続いてむこうずねのすぐ外にある「三里(さんり)」をゲンコツを軽く握ってリズミカルにソフトに叩いて刺激します。

最後に、両耳の後ろの下のくぼみ「完骨(かんこつ)」を首を前に倒した上体で親指をあてて押します。

精神的な疲れは、胃腸を刺激します。

お腹がむかむかするといった不快な症状には、巨闕の刺激が効果的です。

ただし、精神的な疲れをツボ治療だけで解消するのは不可能です。

しっかりリフレッシュするなどして、疲れの元を取り除くようにしましょう。

体内バランスが崩れる前に・・・・

人体は「気」と「血」と「水」の3つの生命エネルギーから構成されていて、そのバランスが崩れることにより病気になるというのが東洋医学の考え方です。

そして病気になる前、つまり「未病」のうちに対策をとることが肝心とされ、そのひとつがツボ治療なのです。

ツボ治療は、気、血、水のそれぞれの流れを整え発病を防ぐことができると考えられています。

西洋医学では肩こりや冷え性は必ずしも病気とみなしていませんしその症状を和らげることも難しいのですが、東洋医学では身体全体の調子を整えることで改善させることが可能となるのです。

ツボ治療はそこに現れている症状だけでなく、身体の調子を整えて回復に持っていくので複合的な症状に対応できるというメリットがあります。

ところで、前述した「気」や「血」、「水」とは何なのでしょうか。

「気」は消化吸収機能や神経系機能、「血」は循環器機能や血液そのもの、血液の流れ、「水全般を」は血液以外の体液全般を表し、いずれかが不足すると身体のバランスが崩れてしまうので病気になってしまいます。

ツボ治療は、そうなる前にそれぞれを正常な状態に戻す役割をするのです。

バランスが崩れて病気が現れる前に、ツボ治療で正常な流れに戻すことが大切です。

ツボ治療を行なう際のポイント

ツボ治療ではさまざまな症状を改善することができます。

とはいえ、症状が出てから治療を行なうより、その前、いわゆる「未病」のうちに対処したほうが好ましいのはもちろんです。

日頃から肉体的・精神的に疲れをためないようリフレッシュしたり、ストレスを解消することも大切ですよ。

ツボを刺激するのは、血液リンパの流れがよくなっている入浴後がオススメです。

浴槽に浸かって身体を温めるのが効果的なのですが、時間がないなら入浴と同じくらいの効果が得られるので42℃程度のお湯に足や手をつけるだけでもOKです。

ツボ刺激は座って行なうほうがリラックスできますし、身体がぐらつかないのでやりやすいと思います。

床にお尻を落としてあぐらで行なえば、足の裏のツボも押しやすい上に安定しますよ。

ツボ刺激は、とにかくリラックスして行なうのが肝心です。

テレビを見ながらでも効果はあるので、日頃の習慣に取り入れやすいですよね。

ただし、ツボ刺激を避けなければならない時間もあります。

それは食後やお酒を飲んだときです。

消化のために胃に血液が集中していたりアルコールで血行が良くなり過ぎているので、刺激を与えることはNGです。

また、大きな怪我をしている時も行なわないほうがいいでしょう。

その他にも、潰瘍ができている人、重度の心臓病や腎臓病、さらに伝染病や性感染症を患っている人などは症状を悪化させることにもなりかねません。

ツボ治療は万全ではない

東洋医学では、ツボ治療を行なえば経絡の流れを改善し人間が持っている自然治癒力を高めることができると考えられています。

その結果、さまざまな不快な症状を和らげ、病気さえも治癒することができるのです。

例を挙げると、頭痛の時には手の指にあるツボを刺激します。

手の指と頭は、脳と経絡によって繋がっているので、指を刺激することでその刺激が脳に伝わり痛みが和らぐのです。

多くの症状や痛みに対応できるツボ治療ですが、残念ながらウイルス性の感染症や貧血などは完全に治療できません。

いくらツボ治療といえどもウイルスを排除したり鉄分を補給することは不可能だからです。

そういった点は、西洋医学にお任せすることになります。